西洋中世の人々の生活2 主婦、貿易商人編

中流階級の主婦の暮らし 14世紀のパリに住むある裕福な上流市民階級の夫が、若い妻のために家政の教訓書を書きました。 老齢の夫はいつ死んでも問題ないように、まだ15歳の後妻にこまかい家事のあれこれを伝えます。再婚したとき、 続きを読む…

西洋中世の人々の生活1 農夫、尼僧(修道女)編

シャルルマーニュ大帝時代の農夫の暮らし フランス王国が誕生する前のフランク王国時代。 サンジェルマン僧院の所領で働く農夫ポド。彼の一家は僧院の保有地で自由人の小作人として生計を立てていましたが、自由人とは名ばかりの土地に 続きを読む…

19世紀パリの娼婦2~愛の幻想と高級娼婦

凋落するメゾン・クローズと台頭するブラスリ 7月王政期(1830~48年)に最も栄えたメゾン・クローズですが、第2帝政期に入ると数を減らし、共和制の1881年以降はさらに減少しました。 商売が立ち行かなくなったメゾン・ク 続きを読む…

19世紀パリの娼婦1~メゾン・クローズとシャバネ、ワン・トゥー・トゥー

メゾン・クローズが生まれた背景 メゾン・クローズ(閉じられた家)あるいはメゾン・ド・トレランス(認可の家)が生まれた背景には、性病――とくに梅毒が蔓延したことが要因です。 梅毒に罹患した妊婦から生まれた子供は死亡率が高く 続きを読む…

サンソン家の末代~初仕事を逃亡した死刑執行人

フランス革命の死刑執行人で紹介した、シャルル・アンリ・サンソンの孫アンリ・クレマン・サンソンが、サンソン家6代目の死刑執行人です。そしてサンソン家の末代でもありました。 アンリ・クレマンを最後に、サンソン家は断絶します。 続きを読む…

フランス国王~カペー朝の君主たち 3 神殿騎士団に呪われた(?)末期

◆十代目 勇敢王フィリップ三世  1270~1285年 偉大な父王を持ったがためにその影響は大きかったのか、父のような聖人になろうと志したものの、どちらつかずの優柔不断な王でした。 政治は寵臣に頼りっぱなし、死別した王妃 続きを読む…

フランス国王~カペー朝の君主たち 2 尊厳王フィリップ2世と聖王ルイ9世

◆七代目 尊厳王フィリップ二世  1180~1223年 カペー王朝屈指の名君であり、のちに尊厳王と呼ばれました。 まず主膳長を廃止、次に尚書長を空位し、限られた家門が独占している官職の権力を弱めます。 そしてカロリング王 続きを読む…

フランス国王~カペー朝の君主たち 1 始祖ユーグ・カペーは選挙で王になった

987年から1789年まで続いたフランス王朝。中世の君主だったカペー朝の王たちのエピソードを時系列に紹介します。 革命で王位を失ったルイ16世がルイ・カペーと呼ばれたように、カペー家がフランス王朝の始祖になります。 ◆初 続きを読む…

新聞記者の生態(あるいはバルザックの私怨)

作家バルザックとジャーナリズム 1820年代のフランス、パリには新聞記者とジャーナリストがいました。 時は王政復古の時代。フランス王ルイ18世は出版の自由を保障したことで、新聞が創刊されます。 7月革命後、ルイ・フィリッ 続きを読む…