英国紳士の衣服とスーツの歴史
中世の衣服~ズボン誕生前 中世はチュニック(貫頭衣)やシュールコー(丈の長い上着。元は鎧の上に着る衣装)が男性用の服だった。女性はスカート丈が長く、男性はチュニックの下にタイツを履いている。男女とも大きな差がない。 布を … 続きを読む
中世の衣服~ズボン誕生前 中世はチュニック(貫頭衣)やシュールコー(丈の長い上着。元は鎧の上に着る衣装)が男性用の服だった。女性はスカート丈が長く、男性はチュニックの下にタイツを履いている。男女とも大きな差がない。 布を … 続きを読む
デパートを発明した夫婦 (講談社現代新書) 予想していたより読み応えがありました。たんにデパートの始まりだけでなく、ブシコー夫妻の博愛主義がやがて社員への福利厚生へと発展するのは感動ものでした。もしボン・マルシェが登場す … 続きを読む
中流階級の主婦の暮らし 14世紀のパリに住むある裕福な上流市民階級の夫が、若い妻のために家政の教訓書を書きました。 老齢の夫はいつ死んでも問題ないように、まだ15歳の後妻にこまかい家事のあれこれを伝えます。再婚したとき、 … 続きを読む
シャルルマーニュ大帝時代の農夫の暮らし フランス王国が誕生する前のフランク王国時代。 サンジェルマン僧院の所領で働く農夫ポド。彼の一家は僧院の保有地で自由人の小作人として生計を立てていましたが、自由人とは名ばかりの土地に … 続きを読む
崇高なる者―19世紀パリ民衆生活誌 (岩波文庫) ↑2019/7/28現在、絶版のようです。興味があればぜひ、Kindle化リクエストを押してください。 タイトルからしてお堅い労働者論かと思ったら、まったくちがってました … 続きを読む
凋落するメゾン・クローズと台頭するブラスリ 7月王政期(1830~48年)に最も栄えたメゾン・クローズですが、第2帝政期に入ると数を減らし、共和制の1881年以降はさらに減少しました。 商売が立ち行かなくなったメゾン・ク … 続きを読む
メゾン・クローズが生まれた背景 メゾン・クローズ(閉じられた家)あるいはメゾン・ド・トレランス(認可の家)が生まれた背景には、性病――とくに梅毒が蔓延したことが要因です。 梅毒に罹患した妊婦から生まれた子供は死亡率が高く … 続きを読む
フランス革命の死刑執行人で紹介した、シャルル・アンリ・サンソンの孫アンリ・クレマン・サンソンが、サンソン家6代目の死刑執行人です。そしてサンソン家の末代でもありました。 アンリ・クレマンを最後に、サンソン家は断絶します。 … 続きを読む
◆十代目 勇敢王フィリップ三世 1270~1285年 偉大な父王を持ったがためにその影響は大きかったのか、父のような聖人になろうと志したものの、どちらつかずの優柔不断な王でした。 政治は寵臣に頼りっぱなし、死別した王妃 … 続きを読む
◆七代目 尊厳王フィリップ二世 1180~1223年 カペー王朝屈指の名君であり、のちに尊厳王と呼ばれました。 まず主膳長を廃止、次に尚書長を空位し、限られた家門が独占している官職の権力を弱めます。 そしてカロリング王 … 続きを読む