ハプスブルク家 皇帝の好物2~皇妃エリザベートはダイエットの先駆者

7.マリア・テレジア(1740-1780) オリオ・スープ 女帝マリア・テレジアの夫であるトスカーナ公フランツ・シュテファン・ロートリンゲンは、ハプスブルク家にフランス料理人を連れてきた。ここからウィーン宮廷の料理がフラ 続きを読む…

三菱財閥の創業者 岩崎弥太郎~わずか10年で企業を日本一にした一族

令和時代に入った現代日本の大企業のひとつに三菱グループがあります。 1873年(明治6年)に三菱商会は誕生し、その創業者は岩崎弥太郎という土佐藩の地下浪人(元武家)出身の男でした。 そして2代目は弥太郎の弟、弥之助、3代 続きを読む…

万引きと処罰の歴史~ルソーは窃盗の常習犯だった

エリザベス朝とロンドンの万引き 窃盗の処罰は古代ハムラビ法典にすでに記されていました。貧しいものから盗むより、富んだものから盗むほうが罰が大きかったとあります。 古代ギリシアのアリストテレスは「窃盗は社会病理である」と説 続きを読む…

デパートを発明した夫婦~世界初のデパート ボン・マルシェ

デパートを発明した夫婦 (講談社現代新書) 予想していたより読み応えがありました。たんにデパートの始まりだけでなく、ブシコー夫妻の博愛主義がやがて社員への福利厚生へと発展するのは感動ものでした。もしボン・マルシェが登場す 続きを読む…

19世紀パリの娼婦2~愛の幻想と高級娼婦

凋落するメゾン・クローズと台頭するブラスリ 7月王政期(1830~48年)に最も栄えたメゾン・クローズですが、第2帝政期に入ると数を減らし、共和制の1881年以降はさらに減少しました。 商売が立ち行かなくなったメゾン・ク 続きを読む…

19世紀パリの娼婦1~メゾン・クローズとシャバネ、ワン・トゥー・トゥー

メゾン・クローズが生まれた背景 メゾン・クローズ(閉じられた家)あるいはメゾン・ド・トレランス(認可の家)が生まれた背景には、性病――とくに梅毒が蔓延したことが要因です。 梅毒に罹患した妊婦から生まれた子供は死亡率が高く 続きを読む…

サンソン家の末代~初仕事を逃亡した死刑執行人

フランス革命の死刑執行人で紹介した、シャルル・アンリ・サンソンの孫アンリ・クレマン・サンソンが、サンソン家6代目の死刑執行人です。そしてサンソン家の末代でもありました。 アンリ・クレマンを最後に、サンソン家は断絶します。 続きを読む…

新聞記者の生態(あるいはバルザックの私怨)

作家バルザックとジャーナリズム 1820年代のフランス、パリには新聞記者とジャーナリストがいました。 時は王政復古の時代。フランス王ルイ18世は出版の自由を保障したことで、新聞が創刊されます。 7月革命後、ルイ・フィリッ 続きを読む…

タロット占いとカードの歴史 2~オカルト化するタロットと黄金の夜明け団

女占い師マドモアゼル・ル・ノルマン マリー・アデライード・ル・ノルマンは、5歳で両親を失って修道院に入れられたのち、仕立て屋の徒弟奉公へ出されるも、1786年に故郷を捨ててパリへ向かいます。その後、身分の高い女性とパン職 続きを読む…