明治38年ごろに描かれた引札見本帖イラストです。そのなかから、日露戦争をデザインした広告を選びました。日露戦争に勝利して歓喜する日本の雰囲気が伝わります。(もしくは浮かれっぷりともいえる)
引札とは江戸時代から昭和始めの広告チラシを意味しており、見本帖はサンプル冊子です。
以下、国立国会図書館デジタルコレクションからダウンロードしました。全て著作権切れのパブリック・ドメイン画像です。
↑イギリスとアメリカが同盟国。次の大戦で敵国になるとは、当時は思っていなかったはず……。
↓みんな大好き、大山巌&東郷平八郎将軍↓
↓大黒天&福助も勝利に歓喜↓
↑商売繁盛の福の神は、広告デザインに頻繁に登場します。軍服姿の神様たち。
↓気の毒なロシア兵たち↓
↑40年後、立場が逆転するとは、夢にも思わなかったろうデザインたち。現代の感覚で見ると、複雑な気分になります(^_^;)
その他画像→明治時代のチラシサンプル(引札見本帖)
[まとめ買い] ゴールデンカムイ
↑日露戦争直後の明治を舞台にした活劇と冒険。笑いあり、涙あり。